2017年01月30日

杉本美術館へ行ってきました

「杉本美術館」は、杉本健吉画伯から作品の寄贈をうけ、昭和62年愛知県知多郡美浜町に開館しました。
 杉本画伯は、この美術館の地下のアトリエで、晩年まで作品を描いていたとのことです。

 杉本美術館は緑に囲まれた美しい美術館ですが、訪れた日は工事中で、本館の大部分が覆われて見えなかったのでちょっと残念でした。
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杉本美術館パンフレットより

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本館と新館の渡り廊下


 杉本健吉(1905年ー2004年)は旧制愛知県立工業学校(現・愛知県立愛知工業高等学校)図案科を卒業後、グラフィックデザイナーとして多くの仕事を手がけました。名古屋市営地下鉄のマーク、名古屋鉄道や青柳ういろうの社章などが画伯の作品であることはよく知られています。
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名古屋市の市章○八をもとにデザインされた名古屋市営地下鉄のマーク

 美術館にはこれらグラフィックデザイナーとしての作品、小学生時代の油彩画、高校生時代の作品、洋画作品、絶賛された吉川英治作の「新・平家物語」・「私本太平記」の挿絵など、多様な作品が展示されており、とても楽しい時間を過ごすことができました。
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昭和25年から32年まで週刊朝日で連載された「新・平家物語」の挿絵


 また、四天王寺絵堂に奉納した「聖徳太子御絵伝障壁画」 (聖徳太子の一生が年代別に描かれた絵伝)の習作が数多く展示されていて、とても見ごたえがありました。

 そして印象に残ったエピソードを2つ。
 1つ目は、奈良で交流があった志賀直哉からの激励の書簡です。
「杉本健吉君は日展で続けて賞を貰い、急に世間に認められ、挿絵に装丁に今は流行児になっている。・・・今までの絵は世間的に認められるに丁度いいうまさに達したというに過ぎない・・・」

 杉本画伯は自分でもこの「今までの絵は世間的に認められるに丁度いいうまさに達したというに過ぎない」という個所を書き写し、アトリエに掲げ戒めとしたとのことです。

 2つ目は、84歳の時に右手を骨折して利き手で絵が描けなかった時期のことです。最初はかなり落ち込んだようですが、しばらくすると、利き手では描くことができない面白さがあると、左手での作品制作を楽しみ始めます。遊び心も満載で、この時期の作品には「健吉」ではなく「左吉」のサインや落款が記されています。

 なかなか、楽しい美術館でした。
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レクチャールームから伊勢湾を望む



 美術館の周辺観光としては”恋人の聖地”と言われる「野間の灯台」や無料でえびせんべいやコーヒー・お茶を飲食できる人気の「えびせんべいの里 美浜本店」などがあります。

 ちょっと足をのばすと、SKE48の歌碑が建てられている知多半島・最南端の「羽豆岬」があり、羽豆神社と続く羽豆岬の展望台からは渥美半島から伊勢志摩まで一望できます。
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羽豆岬の歌碑(2016年6月撮影)


 杉本美術館:公式Webサイト


タグ:杉本健吉
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2017年01月26日

LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570 の修理

 3年ほど使用してきたワイヤレストラックボールのクリックボタンが不調になり、クリックやドラッグがまともに動作しなくなりました。
 スイッチの寿命のようです。
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LOGICOOL ワイヤレストラックボール M570

 まずは、分解してみました。
 ボールをはずして、裏側の5カ所のねじを外せば分解できます。ねじは星形トルクスT6なので専用のビットが必要です。
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昔購入した特殊ドライバーセットが使用できます。1000円程度

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5カ所のねじを外します

 3箇所はゴム足で、1箇所は電池ホルダー内のシールでかくれているのではがす必要があります。

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取り外した基板

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使用されていたマイクロスイッチ

 基板についていたマイクロスイッチは「D2FC-F-7N」です。検索するとオムロンの「D2F-01F」の互換品で、どちらもAMAZONで販売されています。
 迷いましたが「CHINA」の文字が気になったので、オムロンの「D2F-01F」に交換することにして、5個セットを購入。
 ハンダ吸い取り器を使用してスイッチを取り外し、「D2F-01F」に交換します。
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スイッチを取り外した基板

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付いていたスイッチ(左側)と今回購入した「D2F-01F」

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取りつけ完了


 自分が失敗したので、組み立てるときの注意点を書いておきます。
(1)メイン基板をねじ止めするときに基板裏側のON/OFFスイッチとケース裏側のON/OFFスイッチの位置をあわせておく。
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写真では基板の裏のスイッチもケース裏のスイッチもOFF位置

(2)基板の取り付け穴をケースの突起に確実にはめてねじ止めする。
 特に、メイン基板上に取りつける小型の基板(進む・戻るボタン用)をケースの突起にあわせてねじ止めしないと、ずれて「進む・戻るボタン」が機能しなくなります。
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○印の突起に基板の穴を差し込んでねじ止め
左側の突起と基板の長穴がねじ止め用


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内部全体


 自分の手に合うマウスやトラックボールがなかなか見つからないので、もうしばらくこれを使用するつもりです。どうも自分は触覚過敏?なのか、ちょっと長くマウスに触れていると手に違和感を感じてしまいます。そういう時は、ワイヤレスの空中トラックボールに替えたりして気分転換していますが。。。
 
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2017年01月18日

【遥アート】全商品15%割引!クーポンのご案内

 いつもオンラインショップ遥アートをご愛顧いただきありがとうございます。
 さて、この度、オンラインショップ遥アートにて利用していただける15%割引クーポンを用意しましたので、ご案内いたします。

クーポン内容
 オンラインショップ遥アートの全商品が表示価格より15%割引となります。

利用可能期間
 ご案内日〜平成29年3月31日まで

クーポンコード
 VDNB398K

ご利用方法
 クーポンの使い方

 なお、利用可能期間であればクーポンは何回でも利用可能です。
 この機会にぜひご活用ください。
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2017年01月09日

旅の画家 矢崎千代二 「画集と書籍」より

 矢崎千代二は旅の画家である。明治36年、博覧会事務局美術部員として渡米、そこからヨーロッパを巡歴して6年後に帰国。
 大正5年から10年間は中国からヨーロッパへと渡り、パリを拠点とし、インドやアジア各地を転々とした。
 その後も、南米、アフリカ、中国など各地へスケッチ旅行に出かけ、最後は北京で亡くなった。
 初期には水彩画や油彩画を主としたが、やがてパステル画を主とするようになり、パステル画の先駆者である。

画集と書籍より
・[画集]矢崎千代二作パステル歴遊画集 → 遥アートにて販売中
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・[書籍]絵の旅から → 遥アートにて販売中
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・[書籍]南米繪の旅 → 遥アートにて販売中
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2016年06月17日

パナソニック(旧National)食洗機NP-60SS5が故障したので修理してみました

 平成16年に購入したパナソニック(旧National)食器洗い乾燥機NP-60SS5が故障したので修理しました。(なお、この記事には部品の分解なども含むため参考にされる場合は自己責任でお願いいたします。)
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図1 修理が終わって稼働中のNP-60SS5

 ネットを検索するとパナソニック製食洗機の不具合の多いことといったら・・・実に驚きます。構造上の設計ミスではないかとも思える出来です。しかし、かといって購入したいような据え置き型の食洗機も販売されていないのでいまだに現役です。
 
 今更修理を依頼するのももったいないので、他の方の奮戦記を参考に自分で修理することにしました。
 今回、連続的につぎのような2つの不具合が発生しました。

不具合1 「洗い」は問題なく動作しますが「すすぎ」に入ると給水と排水を延々と繰り返すだけで先に進まない。

不具合2 数日使用していないと、食洗機内部に水があふれてくるようになった。


 まずは、本体後面のゴム製の排水キャップをはずし、本体底部の余分な水を排水します。このキャップが硬いので少しずつ左右に動かしながら引っ張って外します。
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図2 本体裏面の排水キャップ

 充分排水したら、本体を上下さかさまにして底部のカバーを外します。
 まずは、2本のねじをはずして、前側の底部カバーを外します。(図3)次に、残り4本のねじをはずして、カバーをすべてはずします。全部はずすと図4のようになります。
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図3 前側の底部カバーをはずしたところ

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図4 底部カバーをすべてはずしたところ


修理1 「洗い」は問題なく動作しますが「すすぎ」に入ると給水と排水を延々と繰り返すだけで先に進まない。

 他の方の奮戦記を参考にすると、この症状は本体底部にある水位スイッチが食べかすなどのつまりなどで正常に動作しなくなっているのが原因のようです。 → 水位スイッチの内部を清掃します。
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図5 汚れで動作しなくなった水位スイッチ(左側)と清掃後の水位スイッチ


 図5左側の画像のように水位スイッチはごみでつまり、内部のフロートが全く動作できない状態でした。(内部はあまりに汚かったので画像は省略します)
 水位スイッチの内部とホースを清掃して、わずかな時間で修理完了です。これで問題なくすすぎができるようになりました。この不具合に修理を依頼するのはさすがにもったいないですね。

修理2 数日使用していないと、食洗機内部に水があふれてくるようになった。

 食洗機内部の水位は給水ホースを取り付けている分岐水栓の高さ位まで増えているので、単純に給水ホースからの水が内部で漏れているようです。 → 給水弁(図4参照)からの漏れだと思われます。

 まずは給水弁を分解してみました。
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図6 分解した給水弁

 給水弁には「いじり止めトルクスねじ」(図6左上)が使用されており、はずすためには図6(中央上)のような専用のビットが必要です。おそらく図6(右上)のゴムパッキンの劣化によって、電磁弁がOFFのときにも給水ホースから水が漏れているのだと思われます。
 とりあえずパッキンをクリーニングしてみましたが、症状は改善しません。

 部品を調達しようと、近くの家電店へ行きましたが、直接サービスへ依頼するようにいわれて部品のみの取り寄せができませんでした。型番は給水弁AXW29A-2010らしいですが、ネットでもこの型番は流通していないようです。

 困って「食洗機 給水弁」でネット検索していると、どうやらパナソニック製の給水弁は電磁弁部分の構造は共通のようです。ダメもとで、ネットで購入可能な給水弁AXW29A-1240を注文しました。2500円位です。
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図7 ネットで購入した給水弁AXW29A-1240


 そして分解して並べてみたのが次の図です。
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図8 本体に取り付けられていた給水弁(下)と購入した給水弁(上)

 予想通り、電磁弁部分の構造は全く同じでした。図9のように本体に接続するパーツの構造のみ異なります。
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図9 NP-60SS5用パーツ(左)と今回購入したパーツ(右)


 修理は給水弁の電磁弁部分(パッキン・プランジャー・スプリングなど)を新しい電磁弁のものに交換して完了です。

 いつまで、使い続けられるか分かりませんが、今のところ不具合も解消して問題なく動作しています。



posted by flymoon at 18:49| Comment(0) | つれづれなるままに | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする