マリー・ローランサン 愛と色彩のシンフォニー 碧南市藤井達吉現代美術館

 碧南市藤井達吉現代美術館で、1月9日(土)から開催されているマリー・ローランサン展に行ってきました。
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碧南市藤井達吉現代美術館

 長野県茅野市の蓼科湖畔にあったマリー・ローランサン美術館が2011年9月に閉館となり、見たい時に訪れて鑑賞することはできなくなりました。しかし、幸いなことに、この美術館のコレクションを中心とした貸出展が全国各地で開催されるようになりました。他の開催地で、ローランサンの展覧会を見られた方も多いのではないでしょうか。

 愛知県の碧南市藤井達吉現代美術館で開催されているマリー・ローランサン展も、マリー・ローランサン美術館コレクションの貸出展です。
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マリー・ローランサン展のチケットとパンフレット(裏面一部)

 この展覧会は次の5つのセクションで構成されています。
Ⅰ 前衛芸術の渦の中へ 1904年から1909年頃 -16作品
Ⅱ キュビスムと「自分らしさ」 1910年代前半 -10作品
Ⅲ 「ローランサン・スタイル」の誕生 1910年代後半から1920年代 -24作品
Ⅳ 信じる道を進む 1930年代から晩年まで - 10作品
「絵画」と「装飾」のあいだ-部屋を飾る絵 - 10作品
 ⅠからⅣまでは時系列的な展示、最後のセクションは装飾的な持ち味からまとめた展示となっています。

 私にとってローランサンはとびぬけて好きな画家ではないのですが、こうして生涯を通して描かれた作品を鑑賞すると、女性なら絶対部屋に飾りたくなる絵だなとあらためて思いました。
 人気が高い作品は、ローランサンの独自の様式が確立された1910年代後半から1920年代頃の絵だと思われますが、今回の展示ではキュビスム表現が見られる数少ない1910年代前半の作品、特に1913年作「優雅な舞踏会あるいは田舎での舞踏」が印象に残りました。

 この展覧会は、3月6日(日)まで開催されています。

 なお、この美術館には「La maison du blé(むぎの家)」という自家製天然酵母パンを販売している喫茶コーナーがあり、ブレンドコーヒーもいけますが、コーヒーについてきたラスクがとてもおいしかったです。

碧南市藤井達吉現代美術館:公式Webサイト



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