開館20周年記念 平山郁夫平和の祈り 平山郁夫美術館(瀬戸内しまなみ海道を巡って)

 しまなみ海道をいつかは巡りたいと思っていたので、3月下旬に車で愛媛県に出かけ、道後温泉で一泊しました。翌日、今治市からしまなみ海道に入り、途中、生口島の平山郁夫美術館を訪れました。

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亀老山展望公園(大島)のパノラマ展望台ブリッジから撮影


 平山郁夫美術館は平山郁夫の出生の地(尾道市瀬戸田町)に平成9年に開館しました。
 この美術館では平山郁夫が広島で被爆する以前の幼年期(5歳~15歳)から仏教伝来以降まで幅広い年代の平山芸術に出会うことができます。

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美術館の入口の門

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門からのアプローチを通って美術館へ

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ロビーから見える庭園

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ロビーからギャラリー方面を撮影(右側に喫茶オアシス)

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入場券とリーフレット



 失礼ながら、私はこれまで、平山画伯の絵画で感銘を受けたと思える作品に出会っていませんでした。偉大な作家であることには異論はありませんが、美しい絵だなあとは思いながらも、その作品につけられる価格を考えると白けてしまうのです。また、これまで見た仏画は私には観念的すぎて心に沁みませんでした。

 実物を見る機会が少ないせいかも・・・と思い数年前に山梨県にある平山郁夫シルクロード美術館へも足を運びました。常設展示の大作など数々の作品を鑑賞しましたが、私の思いは変わりませんでした。

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2013年に訪れた「平山郁夫シルクロード美術館」のリーフレット



 しかし、今回この美術館を訪れて初めて心に響く作品の数々に出会うことができました。ひょっとすると、平山郁夫の生い立ちや少年時代の絵画を目にし、人としての平山郁夫をより知ることで、私の平山画伯に対する印象が変わったせいかもしれません。

 小学校3年生のときに描いたという絵日記にも感動しました。構図一つとってもとても子供が描いた作品とは思えません。生き生きとした情景が伝わってきます。
 この美術館では、素直に「いいなあ」と思える作品に出会えました。来た甲斐がありました。

 平山郁夫作品を好きな人にはもちろんのこと、それほどでもない人にも一度は訪れていただきたいおすすめの美術館です。

 この美術館を後にして、次に私は岡山に向かいました。児島虎次郎の作品に出合うために・・・


 平山郁夫美術館 → 公式Webサイト


 平山郁夫シルクロード美術館 → 公式Webサイト

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