◆前回の関連記事 → トイレ交換のため壁紙とクッションフロアをDIYでリフォーム
我が家の洗面所の間取りは下図のとおりです。リフォーム前の写真は撮ってありませんが、洗面化粧台は750mm幅、奥行き480mmながらカウンターが1650mm幅の1枚板で、とても気に入っていました。しかし、洗面化粧台とカウンター下のキャビネットがさすがに古くなりましたので、リフォームすることにしました。
今回のリフォームでも1枚板のカウンターにしたいと、各メーカーの洗面化粧台について調べてみましたが、非常に高額になったり、逆に安物だったり、奥行きが大きすぎたり、となかなか我が家に合いそうなものが見つかりません。
パナソニックのシーラインと迷いましたが、
・予算を15万円以内に抑えたい。
・いままで使用していたトールキャビネット200mm幅を洗面台の隣に設置したい。
・洗面所への出入りを考えると合計幅は1650mmより100mm程度小さくしたい。
・奥行きは500mm以内に抑えたい。
などの理由で、最終的に1枚カウンターをあきらめ、リクシルのLC洗面化粧台(900mm幅)とLC用キャビネット(450mm幅)を組合わせることにしました。
1 古い洗面台、壁紙、クッションフロア、巾木の撤去
給水、給湯管の止水栓まではそのまま利用予定なのでつけておきます。
壁紙をはがす時にはできるだけ裏紙は残るようにします。ただし、裏紙が壁から浮いてしまっている場合は、その部分だけはがしておき、後ではがれた部分とはがれなかった裏紙の境目にパテを塗って段差をなだらかにします。
2 下地処理
壁紙やクッションフロアをはがした時にできてしまった凹凸にパテを盛り、段差がなだらかになるようヘラでパテをそぎ落とします。
大きな穴の場合はメッシュシートなどを貼ってからパテ処理をします。
今回は、新しい洗面台の位置に合わせ、コンセントの位置も変更しました。
最後にパテ処理をした周辺をサンドペーパなどで滑らかにします。また、コンセントやスイッチなどはずせるものは外しておきます。
3 壁紙張り
壁紙は、私は右から順番に張っていきます。
私は、基準線(垂直な線)はレーザー墨出し器を使用していますが、なければ垂直な線を鉛筆などで事前に引いておきます。特に縦ライン柄などでは垂直がずれるとかなりみっともないですので、基準線はしっかりと出しておいた方がよいです。
次に、レーザー墨出し器の例をamazonリンクで載せておきます。
柱などの区切りまで、一気に休まず張っていきます。
画像では分かりにくいのですが、洗面所に使用した壁紙は淡い水色系です。なんか可もなく不可もなく・・・微妙です。他の候補のリーフ柄の方が良かったかな・・・
4 クッションフロア張り
クッションフロアは一度にはり付けできないので、床に合わせてクッションフロアを敷いておき、半分めくって床にボンドを塗って張り、次に逆の半分をめくって同じように張り付けます。
トイレと同じクッションフロアを使用しましたので、ずれないようにリピート柄合わせをします。本来なら広い洗面所を先に張り、その柄に合わせてトイレ内を張るのですが、今回はトイレの交換のみ業者に頼んだ都合で、トイレ内を先に張ることとなり、柄合わせが結構苦労しました。
5 巾木張り
とりあえず、新しい洗面化粧台が届く前日までに、内装のリフォームが完了しました。
6 洗面化粧台とキャビネットの取り付け
設置方法は取付説明書通り進めればよいので省略しますが、注意することは、給水、給湯管および排水管の位置です。我が家の場合は元の管の位置が標準取り付け位置からかなりずれていたため、心配でしたが給水、給湯管はなんとかそのまま接続することができました。排水管の接続は付属の排水トラップをそのまま使用したのでかなり苦労しました。
最初から、市販されている蛇腹式の汎用排水トラップを使えば良かったと後悔しました。DIYで洗面化粧台を交換し、排水管の位置がずれているような場合は、蛇腹式の排水トラップを使用することをお勧めします。
排水パイプの合わせに苦労し、途中段階の写真を撮り忘れてしまったので、完成写真のみ何枚か載せておきます。
さて、今回のDIYによるトイレと洗面所のリフォームにかかった材料費は
・壁紙、クッションフロア、巾木関係 約2万5千円
(業者の見積もり トイレ・洗面所の天井クロスのはり替も含み約16万5千円)
・洗面化粧台+キャビネット 約14万5千円
(業者の見積もり 取付代金含み約29万8千円)
DIYにより約29万円の節約になりました。これなら、多少の失敗は恐れません。(笑)
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